ムーアの法則って聞いたことあるでしょうか?
集積回路上のトランジスタの数が18カ月ごとに2倍になるという予測です。1965年ゴードン・ムーア氏が提唱しました。1970年代からは実際にその予測通りにCPUやメモリやビデオチップの性能がどんどん倍になって古いパソコンは陳腐化していきました。その背景にあったのは、集積回路を微細化する技術の進歩でした。より多くのトランジスタを集積回路上に載せることができるようになり、その結果、より高速で複雑な処理が可能になり、消費電力も下がり、発熱も小さくなったわけです。しかしながら50年経った今、ムーアの法則は減速しています。量子コンピュータや有機コンピューターが実現するまでは上昇しないでしょう。PCやスマートフォンの買い替えの際、昔ほどプロセッサの性能は変わっていないと思います。でも、使用頻度の多い電子機器はパーツの寿命のため買い替えの時期が来ます。使用頻度の少ない機器は買い換えないでも使用できる期間を長く使えるかもしれないです。